生産スケジューラFLEXSCHE(フレクシェ)は、株式会社フレクシェが開発したパッケージソフトウェアです。
納期厳守、生産効率重視、作業実績などお客様に合わせた様々な条件を加味することで、的確な生産計画を作成できます。柔軟性と操作性に優れたFLEXSCHEは、多くの製造業のお客様から高い評価をいただいています。
当社は、お客様の業務に合わせた最適なシステムを将来的な運用まで見据えて提案いたします。さらに、構築・立ち上げから、円滑な業務の運用を支えるサポートまで、一貫してご提供いたします。
FLEXSCHEとは
FLEXSCHEは、製品・部品の製造にかかわる様々な設備・人員の作業計画を各品目・工程・在庫などの制約を加味したうえで作成します。 段取り替えの削減や負荷分散方法などのスケジューリングルールを設定することでより的確な生産計画を立てることができます。
作成された計画は、用途に合わせて用意された複数のチャートにより視覚的に確認することができます。



機能概要
在庫量チャート
入荷・出荷・製造・次工程への引渡しなどを加味した上で、各品目の未来在庫を確認することができます。
生産管理システムの購買機能、出荷機能、受入管理などと連動することで、より正確な在庫予測が可能となり、原材料の購入時期などを 適切に見定めることができます。
◎ 在庫がなくとも生産計画を作成する
◎ 在庫がなければ入荷まで生産計画を作成しない
上記いずれの方法でも計画可能です。

負荷チャート
各資源の負荷状況を月・週・日・時間の単位で率・稼働可能時間などを元に表示します。
通常の自動スケジューリングでは負荷が100%を超える計画は作成しませんが、手動で計画を変更した場合や、一定の負荷オーバーを 許す計画ルールに基づいてスケジューリングした場合、負荷オーバーが発生すると図のように表示されます。

実績
実績が登録された工程は固定され、変更できません。 計画に対し、進み・遅れがある場合は、それらを次回の自動スケジューリング時に反映して計画を作成します。
実績データは外部システム*から取り込むことも可能です。
* 当社では、Tablet実績収集システム「JPOPTAB」をFLEXSCHE標準連携でご用意しております。
また、すべての工程の実績が取得できない状態でも、実績登録された工程の前工程は、自動的に製造完了とすることもできます。

期待できる導入効果
FLEXSCHEの導入には、下の図のようなさまざまな効果が期待できます。しかし、これらの効果を十分に引き出すためには、単にFLEXSCHEを導入するだけでなく、運用を通じて得られる多くの「気づき」に対応し、柔軟に変化していくことが重要です。
当社では、導入後もお客様の業務の運用を支え、利用環境に合わせたメンテナンスを継続的に行い、安心してご利用いただくためのサポートも提供しております。

FLEXSCHE GP システム構成概要(参考)

当社導入実績(2025年8月現在)
取り扱い実績 | FLEXSCHEは2005年より取扱開始 |
導入先企業数 | 60社 |
導入先業種 | 化学、印刷、食品、自動車部品、金属加工、フィルム製造、家電、 日用品、金型、化粧品、 医薬品、産業機器、プラスチック成型、 大型ポンプ、建設資材、半導体、電子部品、繊維、プリント基板、 鋳造 など |
“FLEXSCHE”および”フレクシェ”は株式会社フレクシェの登録商標です。
生産スケジューラ FLEXSCHE公式サイト:https://www.flexsche.com/

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